教育ワークショップ|体験型ビジネスゲーム

山川校区公民館 子ども会ワークショップ

紙1枚から会社を経営する。体験型ビジネスゲーム「オリガミ・ファクトリー」

ハプニング「空前のミニブーム」を発表する講師(代表の長山・鈴木)

指宿市山川校区公民館の子ども会で、子どもたちが「会社」をつくり、限られた資源から折り鶴という商品を生み出して市場に売る、オリジナルの体験型ビジネスゲーム「オリガミ・ファクトリー(英語名:CRANE VALLEY)」を企画・運営しました。交渉、分業、市場の変化への対応、そして新しいアイデアの創出まで。約2時間で「経営のリアル」を体験するプログラムです。

実施日
2026年8月8日(土)
ご依頼元
指宿市生涯学習課
実施先
指宿市山川校区公民館 子ども会
参加者
小学生と保護者 15名(4チーム)
所要時間
約2時間
Yubiyadoの担当
企画・ゲーム設計/教材制作/当日進行

BACKGROUND

ご依頼の背景とねらい

「自分で考え、動き、価値を生み出す」を体験してほしい

これからの子どもたちに、起業マインド、つまり「自分で考え、自分で動き、価値を生み出す力」に触れてほしい。そんな思いから、このワークショップは生まれました。

下敷きにしたのは、代表自身が起業を考え始めた頃に体験し、大きな学びを得たチーム対抗型のビジネスゲームです。その本質はそのままに、子どもから大人まで一緒に楽しめるよう、ルール・教材・進行をゼロから設計し直しました。当初30名・6チームで構想していた内容を、実際の参加人数に合わせて4チーム版へ再構成しています。

01

資源は少なく

紙もハサミも定規も、あえて最小限。足りないからこそ工夫と交渉が生まれます。

02

作り方は自由

1枚の紙から何羽作るか、誰が作るか、どこと組むか。すべて各社の判断です。

03

価値は市場が決める

売れるかどうか、いくらで売れるかは市場が品質を見て査定。自由には責任が伴います。

PROGRAM

当日のプログラム

  1. アイスブレイク

    15分

    自社のカードゲーム「お前だれだよ!!!」シリーズで遊び、チーム内で話しやすい空気をつくります。

  2. 会社設立

    10分

    メンバーの「共通する好きなもの」を探し、そこから社名を決定。最初の意思決定で「自分たちの会社」になります。

  3. ルール説明・初期資源の配布

    10分

    3期制、市場査定、社長の役割を短く説明。各社に「偏った」初期資源を配り、第1期の社長を決めます。

  4. 第1期|創業期

    20分+決算

    ハプニングなしの通常ルール。交渉・生産・納品・査定の流れをつかみ、道具や紙の価値に気づいていきます。

  5. 第2期|拡大期

    20分+決算

    ハプニング発生(例:空前のミニブーム)

    期のはじめに、市場の変化(ハプニング)が起こります。たとえば「空前のミニブーム」では小さな商品に高値がつき、定規の価値や丁寧な加工が問われます。

  6. 第3期|変革期

    20分+決算

    ハプニング発生(例:新商品開発ブーム+特許制度/社員たちの報酬要求)

    市場の変化はさらに続きます。たとえば「新商品開発ブーム+特許制度」では、市場が認めたアイデア商品に特許を付与。終盤の「社員たちの報酬要求」では、利益の分配まで考えます。

  7. 最終決算・振り返り

    10分

    特許料と報酬を精算し、最終残高で優勝を決定。何がうまくいき、何に苦労したかをみんなで言葉にします。

ハプニングは、その場の状況に合わせて選びます

ハプニングは台本どおりに出すものではありません。講師は各チームの動きを見ながら、いま市場を揺さぶるべきポイントを選んで発表します。

この日は、各チームが「小さく作るほど稼げる」ことにいち早く気づいたため、状況を見て「空前のBIGブーム」を発生させ、市場をもう一度揺さぶりました。

ハプニングの例

  • 空前のミニブーム

    小さな商品に高値がつく。細かい加工と道具の価値が上がる

  • 空前のBIGブーム

    一転して大きな商品に高値がつく。紙という資源の価値が見直される

  • 新商品開発ブーム+特許制度

    新しいアイデア商品を高く買取。認められた商品には特許を付与

  • 社員たちの報酬要求

    期末に社員への報酬支払いが発生。利益の分配を考える

  • 海外からの黒船

    安い輸入品が市場にあふれ単価が暴落。差別化が問われる

  • SDGs旋風

    紙の端材を出さない会社にボーナス。効率と環境配慮を両立する

  • 技術移転の義務化

    まだ作ったことのない仲間に作り方を教える。教育の大切さを知る

  • 鉄鋼パニック

    道具に使用料が発生。持つか、借りるか、共有するかを考える

GAME DESIGN

ゲームを面白くする4つの仕掛け

1

あえて偏らせた初期資源

現金だけの会社、紙を持つ会社、ハサミを持つ会社、定規を持つ会社。「有利・不利ではなく、持っているものが違うだけ」という状態から始めることで、自然と交渉や協業が生まれます。

2

自由な生産と、市場による査定

作り方に細かい制限は設けず、市場(運営)が品質を見て満額・減額・買取不可を判断。ルールで縛るのではなく、結果で価値が決まる体験をつくりました。

3

期ごとに変わる市場

期ごとに発生するハプニングが「これまでのやり方が正解とは限らない」ことを体感させ、戦略の見直しを促します。どのハプニングを出すかは、当日のチームの動きを見て決めています。

4

毎期交代する社長

各期のはじめに社長を決め直すことで、チームの誰もが最終判断を下す立場を経験。リーダーシップと、人に任せることの両方を学びます。

REPORT

当日の様子

カードゲームで遊ぶ参加者たち
アイスブレイク。「お前だれだよ!!!」で初対面の緊張をほぐします。
ルールを説明する講師と参加者
ルール説明は短く、芯だけをはっきりと。
ハサミで紙を切る子どもたち
1本しかないハサミをどう使うか。チームで分担して生産します。
定規を当てて紙を裂く参加者
定規は線引き・折り目・裁断・サイズ測定と、使い方次第で大活躍。
テーブルに並んだおもちゃの紙幣
売上や取引に使うオリジナル紙幣。単位は「万円」で、気分はすっかり経営者です。
特許承認証が置かれたテーブルで作業するチーム
第3期では、市場が認めた新商品に「特許承認」証を発行しました。
市場担当に折り鶴を納品する子ども
市場への納品。品質を見て、その場で買取価格が決まります。
テーブルいっぱいに並んだ大小さまざまな折り鶴
3期を通して生み出された商品たち。大きさも作り方も会社ごとに違います。

LEARNING

このワークショップで育つ5つのチカラ

交渉力

足りない資源を、他社との交渉や取引で手に入れる

チームワーク

得意を見つけて役割を分担し、協力して生産する

お金の管理

売上や支払いを記録し、残高を意識して判断する

戦略思考

市場の変化を読み、何をどう作るかを考え直す

創造力

新しいアイデア商品で、少ない資源から大きな価値を生む

最後は「振り返り」で学びを言葉に

ゲームそのもの以上に大切にしているのが振り返りの時間です。こんな問いを投げかけ、体験を自分の言葉にしてもらいました。

  • Q.何が一番大変だった?
  • Q.どんな交渉がうまくいった?
  • Q.資源が少ない中で、どんな工夫をした?
  • Q.市場が変わったとき、何を変えた?
  • Q.最後の報酬要求で、何を感じた?

FOR ORGANIZERS

このようなワークショップを、
あなたの団体でも

Yubiyadoでは、対象や人数、目的に合わせてワークショップを企画・運営しています。 今回のような子ども会はもちろん、学校や企業研修など、さまざまな場でご活用いただけます。

子ども会・PTA・育成会

夏休みや季節行事の親子向けプログラムに

学校の出前授業

キャリア教育・探究学習・起業家教育に

企業・自治体の研修

新人研修やチームビルディングに

地域イベント

世代を超えて楽しめる体験コンテンツに

ワークショップのメニュー例

体験型ビジネスゲーム

会社をつくり、限られた資源で商品を生み出して売る。交渉・分業・市場の変化を体験します。

実施例:本事例

アイデア発想ワークショップ

ブレインストーミングやマインドマップを使い、常識にとらわれない発想法を身につけます。

カードゲームでアイスブレイク

自社ゲーム「お前だれだよ!!!」で、初対面同士でも自然と会話が生まれる場をつくります。

※ 上記を組み合わせたり、テーマに合わせて新しいプログラムを設計することもできます。

料金について

内容・人数・時間・会場などに応じて、都度お見積りいたします。

小規模な地域行事から研修まで、ご予算に合わせた構成もご提案できますので、まずはお気軽にご相談ください。

ご依頼の流れ

  1. 1

    お問い合わせ

    メールでお気軽にご連絡ください。

  2. 2

    ヒアリング

    目的・対象・人数・日程・会場などを伺います。

  3. 3

    企画・お見積り

    ご要望に合わせた内容とお見積りをご提案します。

  4. 4

    準備・当日運営

    教材の制作から当日の進行まで担当します。

  5. 5

    振り返り・ご報告

    当日の様子や成果をまとめてご報告します。

ワークショップのご相談・お見積り

「こんなことはできる?」という段階でも大歓迎です。対象や人数、ご希望の時期をお知らせください。

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